梅干の種類と作り方



梅干とは

 

 

いまでは外国人でも梅干が好きという方も現れるくらい梅干は食生活に密着しています。以前は、梅干はすっぱいものという感覚でしたが、最近で美味しいものとなりつつあります。

 

 

梅酒が熟していない青梅を用いるのに対し、梅干しは6月頃の熟した果実を用います。塩漬けにした後3日ほど日干しにします。この状態のものを白干しと呼び、保存性に優れていますが、塩分が多いためとても塩辛いようです。

 

一般的には塩分を抑えて味付けを施した調味漬けの梅干しが多いですね。調味漬けの梅干しには、シソ(赤じそ)の葉とともに漬けて赤く染め風味をつけたしそ梅、昆布とともにつけて昆布の味をつけた昆布梅、鰹節を加えて調味した鰹梅、蜂蜜を加えて甘くしたはちみつ梅などがあります。このような梅干は「調味梅干」と表記されています。

 

すべての梅干しに共通した大きな特徴として、非常に酸味が強い。この酸味はレモンなどの柑橘類に多く含まれるクエン酸に由来します。そのため梅干しは健康食品としても有名ですね。